TPP EPA FTA 違いはいったい何なのか

最近ニュースで耳にするアルファベット3文字。
 ・TPP 
 ・EPA
・FTA

経済的なこと
貿易が関連していることくらいは分かりますが、
全部同じようなものに感じるのも事実。

名前が違うので、当然違いはあるはずで
気になったので調べて見ました。

TPP EPA FTA それぞれ何を略したものか?

まずは、アルファベットで表記されるので
何を略しているのかを見てみましょう。

 TPP:Trance Pacific Partnership
   (Trans Pacific Strategic Economic Partnership Agreement)

 EPA:Economic Partnership Agreement

 FTA:Free Trade Agreement

日本語訳にしていくと

 TPP:環太平洋経済連携協定 といわれることが多いでしょうか
    (環太平洋戦略的経済連携協定)

 EPA:経済連携協定

 FTA:自由貿易協定

TPP EPA FTAの違い

まず上の訳から明らかに違うところがあるのが「TPP」
環太平洋 と付いています。
一つの国だけではないのですね。
太平洋に面した多国間での協定になってきます。

現在、交渉に参加しているのは
シンガポール,ニュージーランド,チリ,ブルネイ
アメリカ,オーストラリア,ペルー,ベトナム
マレーシア,メキシコ,カナダ,日本

トータル12カ国

4つずつに分けたのにも、実は意味がありまして
一番上段の国が2006年に結んだP4協定がベースになています。
そこに2段目の4カ国が加わり
さらに下段の4カ国が次々と参加して来ているという状態です。

EPA と FTA は、基本的に2国間
でも厳密には2国間以上
当事者間で交渉をして成立させるものです。

じゃあ後は、何が違っているのか。
経済関係を強化することを狙い、貿易や投資などを促進するために
自由化もしくは、それまであった障壁を取り払ったりします。

経済の交流を活発化するといえばいいのでしょうか。

この基本的な考えかたは、TPP FTA EPA 全てに共通なもの。

その対象となる範囲がちょっと異なってきます。
FTA 基本的に物品の関税など貿易に関することがメインの協定です。

EPAは、その範囲をもっと広げて
投資や人の往来など、包括的な協力関係を目指したもの。
特許など知的財産に関しても大正です。

ただFTA と EPAの明確な線引はなく、
どっちがどっちみたいなものあるようです。

TPPは、多国間のEPAという位置づけでいいと思います。
参加する国が、太平洋に面した国ということで、
特別に環太平洋とつけて TPP と呼んでいる形です。

日本のTPP EPA FTAの現状

TPPは、ご存知の通り現在 交渉のまっただ中。
アメリカとの交渉ばかりで、なんだか2国間の交渉に見えてしまうのは
私だけでしょうか??

EPAは、たしかこの前 オーストラリアと合意したはずなので
トータル14カ国(地域含む)と成立しています。

スイス,ベトナム,フィリピン,ASEAN(アセアン),ブルネイ,インドネシア,タイ
マレーシア,シンガポール,インド,チリ,メキシコ,ペルー,オーストラリア

日本においてEPA/FTAの区別は特にされていません。
ですから 言葉を受け取る方は混乱してしまいますね。

アジア太平洋経済協力会議(APEC)もあったりして、
かなり複雑に入り組んでしまっています。

本当は全世界的な機関
かつてはGATT 現在は WHOがきちんと機能して
物事が進んでいけばいいのですが、
利害の絡むものを完全に公正に平等にというのも難しいし
その信頼を得られていないのも事実なのでしょう。

タグ

2014年4月20日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:社会

このページの先頭へ